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ビンテージキャビネット買い漁り旅 Fender VS Marshall

工事とは別の話になりますが、スタジオで使うためのキャビネットをいくつか買いました。


ビンテージのキャビネットを買い漁りまして、FenderのクソデカキャビネットとMarshallの1960Bキャビネットを手に入れました。

これがFenderのビンテージキャビネット、Bassman135。

マジでデカい。

中身はピラミッド型という珍しい構造で、古き良き時代のカラッとしたサウンドなのにローは豊か...というサウンドです。

この年代のFenderはJBLのユニットがついているらしく、現代では聞かないサウンドでした。

僕が調べたところ、日本のスタジオで使っているところはStudio Borrajaさんくらいでした。

もしかしたらSound Crewにもあるかも。

一人でギリギリ持ち上がるくらいの重さで、引き取りに行くのも運び込むのも苦労しました...

バッキングよりはリードを引くのに適しているサウンドだったので、今後使っていくのが楽しみです。

マイキングどうやってしようかと悩む構造...苦労しそう。



Marshallの1960Bはこちら。

ヤフオクに引き取り限定で出ていたものを下調べをして購入しました。

下調べ時点でビンテージだということが発覚して、誰かに取られる前に...と急いで落札して大阪まで引き取りに行きました。

いつもお仕事させて頂いてる西羅さんとご飯も食べることができて、いい息抜き小旅行になった...


2年近くも工事しているので、気が滅入ってしまってよくない。


Marshallのキャビネットは約束された王道サウンドが鳴るので、これは多用されること間違いなし。

(マイキングもそんなに悩まなくていいしね...)

現行の1960Bとは違って、ブライトな帯域はそんなに出ず、Fenderのビンテージと共通してプレゼンスとローが豊かなサウンド傾向でした。


1つ難点があるとすれば、スピーカーケーブルの接続部がかなり低位置にあり、そこそこの長さのケーブルがないと接続すらままならないところです...

2m以上は必須。


FenderもMarshallどちらもサウンドの傾向は近いものの、やっぱりメーカーのサウンド特色は統一されていました。


それぞれの違いとしては、

Fender:

倍音。倍音の化身。

ローに関しては、ローミッドではなくローエンドがなっている印象で、カラッとしつつも太い音が鳴るキャビネットでした。

ローミッドはフラットな印象なので、意外とモコモコしないのが好印象。

前述しましたが、リードとかソロ向き。


Marshall:

絶対的な安定感。

Fenderに比べて少しブライトさが出るものの、プレゼンスもしっかりと伸びていてカラッともしているサウンドです。

ローはフェンダーほどではないかなと思っていましたが、そんなことはなく、

タイトなだけでFenderよりあるかも?と感じました。

Bキャビじゃないとダメなんだよな〜という感じ、わかる人にはわかるはず...



個人的にはFenderのキャビネットの方が好きですが、適材適所で使うのがベストだろうなと考えています。


今後使うの楽しみ〜〜

 
 
 

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