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スタジオの内装工事をし始めた話(DIYで)③

ちまちまと工事を進めてはいたのですが、進捗が悪く...

ようやく、玄関ロビーとコントロールルームの天井をつけ終わりました。

進捗が悪かったのは一人で天井までボードを持ち上げるのがつらかったのが大きな要因です。

そんな中、こぼねさんがわざわざ関東から名古屋まで駆けつけてくれ、片面をあっという間に張り終えて、その流れでなんとか全面貼り終えることができました。

こぼねさん本当にありがとうございました...!!!

今度また美味しいお酒送ります!


使用したボードは、

吉野石膏 15mm厚 910×2,420 タイガーボード

です。

通常の家屋であれば天井は12.5mm厚のものを使用することがほとんど(らしい)ですが、自分のところの場合、防音にしなければならないので、通常より厚手のものを使用しました。

しかも通常の910×1,820板ではなく、さらに長い910×2,420mmのものを使用しました。

理由としてはつなぎ目部分を少なくして、密閉度を上げるためです。

この後つなぎ目部分にシーラーを流していきますが、そればバンドを組んでいた時の大親友ギターくんにやってもらっているので、かなり気が楽です。(元々そっち系の仕事をしていた)


ただボードを貼るだけでは効果は薄いので、ボードの裏面にはフェルト状のロックウールを敷き詰めてあります。

天井の場合はあまりに重たい素材(鉛とか密度が高いロックウールとか)は使用できないので、

密度40kg/㎥のフェルト状のロックウールを二枚重ねにしてぎちぎちに敷き詰めました。

↓こんな感じ

試しにiPhone13Proを最大音量にしてボード裏のフェルトの上に置いて曲を流してみましたが、ほぼ聞こえないレベルで音が止まっていました。

これには思わずにっこり。


余談ですが、2,420mmのボード、めっちゃ長いです。

当たり前ですが長い分かなり重たく、最初は持ち上げることもままならなかったんですが、コントロールルーム片面を貼り終えたあたりから筋力がつき始めたのか、途中から難なく持ち上げられるように。

ずっと筋トレから逃げてきた僕も、工事を通して筋トレの偉大さを知ることになりました...w


そしてこのボード貼り付け作業の途中で並行してやらなければいけなかったのが、換気扇取り付けでした。

これがとんでもなくめんどくさかった...

寸切りボルトをコンクリに取り付けて吊り下げ式にしようとしたところ、天井のすぐ裏に重量鉄骨が通っているらしくネジ穴が空きませんでした。

そのため、天井にシングルバーを追加して換気扇の枠を作らねければならないことに...

結果的に無事きれいに取り付けできたので満足ですが、今までやってきた工程の中で一番面倒な工程でした。

でもまあ、これでスタジオに来る人に正常な空気をお届けできそうなのでよかったです。

ルーバー(換気扇のカバー)は仮づけです。

この後天井にはさらにロックウールボードの化粧板を貼るんですが、ルーバー自体は簡単に取り外しできるので、これを避けて化粧板は貼っていきます。


天井を張り終えて壁に取り掛かれるようになったので、ようやく終わりが見えてきました。

壁は天井に比べれば遥かに気が楽です。(天井まで持ち上げなくて済むので)


また壁を貼り終えたあたりでブログを書こうと思います。

年内完成目指して頑張ろ...!






 
 
 

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