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スタジオの内装工事をし始めた話(DIYで)

更新日:2022年9月22日

少しだけお知らせしてはいたんですが、トラックダウンスタジオをオープンするためにここ2ヶ月ほどかけてずっと工事をしています。

正直家を建てるのと変わらないレベルの工事。

元の間取りはこんな感じ。(スケルトン状態)

もちろんスケルトンなので何も仕切りなどもありません。

まずは大まかな間取りを考えるところから始まりました。

先輩のありがたい助言を取り入れて、最終的にはこんな間取りに決めました。

あくまでトラックダウンが主な用途なので、RECルームは少し狭めです。

コントロールルームはおおよそ15畳程度になる予定。

これは初期構想の間取り図なので細かくは書いていませんが、実際はもっと細かく寸法が記載されてます。

今回は軽量鉄骨で組み上げていくことに決めました。


間取りまでは机上の空論なので簡単ですが、ここからが地獄です。

大事なことなので2回言いますが、地獄です。真夏なのもあって本当に。


まず床に間取り通りの墨出し作業をしていきます。(線を書く作業。とても大事な作業です)

次に天井の軽量鉄骨を組んでいきます。

細かい工程の説明は長くなるので省きます。

簡単に言うと

寸切りボルト取り付け

Cバー取り付け(防音性能向上のため制振フックを使用します)

Wバー取り付け

Sバー取り付け

で終了です。

簡単に説明してますが、一人で18時間くらいかかりました。

取り付けが終わるとこんな感じ。

次は壁の骨組みを作っていきます。

ランナー(壁の骨組みのレールになる部分)を切断し、墨出しした線に合わせてビス止めしていきます。

ランナーを取り付けるとこんな感じ。(まだ半分の状態)

なんでレールが2本あるかというと、間に空気の層を作り、より遮音性能を上げるためです。

吉野石膏のA-2000・WIIという施工方法で施工しています。

図にするとこんな感じ。

ランナーを床と天井に取り付け終えたら、今度はスタッド(柱)を立てていきます。

作業途中ですが、立てていくとこんな感じに。

一気にだいぶ進んだ感出ますよね。

ここで一番面倒だったのは、デジタル水平器で垂直になっているかを見ながらビス止めしていくことでした...いやあ面倒臭かった...


ただ、正直ここまで来た時点でだいぶ達成感ありました。

次は吸音材詰めとドア枠作り、そしてボード貼り。


長くなりすぎたのでとりあえずここで一旦この記事は終わりにします笑


業者さんに頼むと1200万と言われたので、見積もりも甘く予算の少ない僕は自前で工事していますが、皆さんがスタジオ立てるときは絶対にやめましょう。

本当に辛いです。1000万借り入れるなりして払いましょう。

僕はもちろん消防やらいろんなところに許可を取ってやっています。

建造物によっては許可も下りないので、僕は他の方がやっても責任は取りません。

自己責任でお願いします。


真夏にやったのがきつかったのも正直あったかも...

元々こういう工事関係の仕事でもないので、より一層辛く感じてます。

ミックスの仕事もやりながらこんなことしてるので体力ゲージがいくつあっても足りない...


年内にはオープンしたいなあとは思ってますが、間に合うかなあ。

また進捗のブログ書きます。

 
 
 

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