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Mac Studioをしばらく使った感想

更新日:2022年5月13日


スタジオにMac Studioが到着してから1ヶ月が経ちました。


———が

到着してから1週間はセットアップに苦しめられていました。


もちろん理由があります。

今回は以前のiMacを7年間も使用していたこともあり、溜まったキャッシュや使用しなくなったプラグイン、不要なアプリやプログラムなどを一掃したくて、

絶対に必要なものだけSSDやHDDに移動させて移行する手段を取りました。


とはいえ、新たにダウンロードしないといけない物も多く(ドラム音源やDAW、Spitfireなどのストリングス音源などなど...)、ダウンロードだけでも2日かかったりしていました...。

そして満を辞してProToolsを立ち上げた....ら...?

なんと、立ち上がらない。

確かにCPUの数%はProToolsに割かれている....なのにウィンドウの1つも出てこない。

OSをクリーンインストールしても直らない。


やむなく1回目の移行は失敗に終わり、PC自体を初期化しました。


そこからまた苦節を経てインストールし直したところ、

ProToolsは立ち上がるけど、初期起動時にプラグインを全て読み込む動作の中、特定の場所でエラー落ちする。

なぜかPAのプラグインのところ。

PAをアンインストールしたところ、今度は一番初めの移行時と同様、CPUの数%はProToolsに割かれているのにウィンドウの1つも出てこない現象にぶち当たり、やむなくまた初期化。


3度目はPAのプラグインをさらに厳選してインストールし(数を減らした)、ProToolsは正常に動くことが確認できました。

・・・ところが。

今度はApogeeのドライバが正常に動作していないのか、symphonyを読み込んでくれない。

何度ドライバを入れ直したりOSをクリーンインストールしても直らなかったため、またも初期化。


4度目はさすがに泣きそうでした。

もう半分諦めたようなメンタルで、五等分の花嫁の2期を見返したり、ブレンド・Sを見返したりしてメンタルを保っていました。

もちろんアニメ視聴時は虚無。いやあもう本当に辛かった。


今回は今までの教訓を活かし、

①まずApogeeのドライバを入れ、正常にsymphonyが動作するか確認


②LogicやProToolsをインストールして起動するかどうか確認


③プラグインをインストールしてDAWに読み込ませる


④動作することを確認した後、一番時間のかかる音源のダウンロード&インストール


という徹底されたプランを立てて挑みました。


そして...ようやく...勝利を勝ち取りました。


今ではすっかり安定してProToolsも動作しています。

Mac Studio M1 MAX

メモリ64GB

10コアCPU

32コアGPU

24bit/48kHz80トラック前後のセッション(全てネイティブ環境)で最大負荷このくらいでした (Google Chromeだけ同時に立ち上がっている状態)

以前のiMacはグラボが脆弱だったこともあり、ProToolsで4Kモニターを使用すると解像度によってはかなりカクつく場面がありました。

しかし今回は少しグラボを盛る仕様を選択したこともあって、YouTube視聴すら滑らかになるようになりました。


そして意外と普段のPC動作で、わずかにカクついていたこと(もちろん当時はそんなわずかなFPS低下には気づいていませんでした)がストレスになっていたんだなと気付かされました。


マウスの移動とか、DAWの再生バーの動きとか、Webサイトのスクロール時とか。


今は安定しているのでとっても幸せです。

M1、出た当初はどうなるかと思いましたが、今は各社対応してきてとても嬉しい限りです。

僕のPCではなぜか正常に動作していますが、ケンジントンはまだMonterey非対応なので、使用されている方は気を付けてくださいね!


また長くなってしまった。

 
 
 

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